お客様自身が、工事期間中に現場でずっと監視することはできません。
足場の上に登って屋根を見るのも危ないですし、塗装中に近づけば服が汚れます。
結局、しっかりと工事してくれるかどうかは、業者や職人さんを信頼するしかありません。
でも、会ったばかりの初対面で、いきなり信頼してほしいと言われても難しい話です。
そうでしょう?
そこで、この業者さんは信用できそうだな、と思った「業者選びの裏付け」をご紹介します。
信用できる業者選びの裏付け発見方法
それは、使用材料表と写真(材料の搬入写真、空缶写真、施工写真)です。
使用材料表では、この塗料をお客様の現場に何缶搬入する予定か、記載されています。
まず数量がお客様の家の面積に対して適正な数かと確認してください。
そして、実際の現場に、何缶が搬入されて、塗装後に何缶が空缶になっているのか、それらの写真を撮影してチェックしているのか、ご確認ください。
こうすることで、実際に使われた缶数が少ないことも気づけます。
少ない缶数で塗装していれば、手抜き工事ということになりますので、ご注意ください。
チェック項目まとめ
- メーカー名
- 塗料名
- 缶数
- 搬入写真
- 空缶写真
メーカーに塗料を発注するときには、ロット番号があり、どの業者のどの現場に塗料が注文されたという出荷証明を出すこともできます。
これらの裏付けを出してほしいと言われて出せない業者さんは要注意です。
あと、現場で職人さんが施工している写真です。
ビフォー・アフターだけの施工事例写真では駄目です。
しっかり3~4回(下塗り、中塗り、上塗り)塗装している写真です。
たとえば、私たちの場合は、施工完了後にお渡しする保証書すべてに、これらの写真を掲載します。
もちろん、ご近所にある実際に塗装したお家を見せてもらうのも有効です。
ご検討の業者さんに、これらを聞いてみてください。